1951-05-14 第10回国会 参議院 建設委員会 第15号
そういう大きなものを狙つてゆすぶるよりも、先ず利根川のような一つ大きな川をやつて見て頂いて、そうしてこれがよいということになれば、おのずから又大きな観点から、水資源開発庁とか、或いは天然資源庁とか、或いは国土保全庁とかいうような形で、全国のものをここへ圧縮して、国費の大部をそれに投入するというような、大きな政治の展開がありますれば誠に申分ないところでありまして、そのときにおのずからこういうものについては
そういう大きなものを狙つてゆすぶるよりも、先ず利根川のような一つ大きな川をやつて見て頂いて、そうしてこれがよいということになれば、おのずから又大きな観点から、水資源開発庁とか、或いは天然資源庁とか、或いは国土保全庁とかいうような形で、全国のものをここへ圧縮して、国費の大部をそれに投入するというような、大きな政治の展開がありますれば誠に申分ないところでありまして、そのときにおのずからこういうものについては
要するに天然資源庁、或いは資源開発庁、或いは国土保全省とかいうような名称をつけまして、農林と建設等の大分のものは一元的に一つの省に統合して、そうして国策の線を推進すべきであるということを私は個人としては是非そうしたいと思つておりますが、これがそこまで発展するということを考えておりませんが、若し辛いにこの法案を通して頂きまして、そうして他からもこういうものがたくさん出て来た。
ところがただいま行政管理庁の方のお話がありました、発表ではなくて漏れたという案によりますると、建設省を解体して、河川、都市計画、土地收用の分は天然資源庁へ持つて行く、住宅局は新たにできる社会労働省へ持つて行く、道路局は運輸省へ持つて行くという案をお漏らしになつたのであります。そこで漏れるというのは何か本体があるから漏れるのであつて、からのところからは何も漏れないのであります。
行政機構改革に関し過日来新聞紙の伝うるところによりますと、天然資源庁案に関し、増田、広川両相の間に協議をいたしておるというのでありますが、これに関し今日までの経過その他に対して建設当局の意見を徴します。中田建設次官。
そこで、最近新聞で見るというと、そういうものはまあ我々が素人考えで見て適当な行政機構としてこのほうが適当じやないかと思う気がするのですが、天然資源庁なんというのがあるのですが、こういうものに対して、今後これは建設省が主になつて行くのか、農林省が主になつ行くのか、これはまあ内容をつまびらかにしませんが、そういう説も……河川を一貫として見る、或いは水を一貫として中心として見るという見方が最近方々に起つていると